はじめに 「軽さ」と「サポート性」の完璧なバランスが求められるフットウェア市場において、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体)は、不動の地位を築いています。閉細胞構造(クローズドセル)を持つ発泡素材である EVA は、極めて軽量で優れた衝撃吸収性を備え、さらに成形自由度が高いことから、日常のカジュアルシューズからプロ仕様の医療用矯正インソール(オーソティクス)まで、第一選択のベース素材として採用されています。
技術的特性と多機能性:カスタマイズの可能性
EVA の核心的な価値は、硬度を自在にコントロールできる点にあります。発泡比率を調整することで、スポンジのような柔らかいクッション層から、プラスチックのような硬質の機能性サポートパーツまで製造が可能です。その閉細胞構造は天然の疎水性を備えており、湿気に強く、清掃も容易です。さらに重要なのは、EVA が優れた熱可塑性を持つことであり、再加熱によってユーザーの足裏の輪郭に精密にフィットさせることが可能です。
Aybroad の製造クラフト:熱間・冷間プレスの技術
Aybroad(アイブロード)の製造現場では、EVA 加工を「熱間プレス(Hot-Press)」と「冷間プレス(Cold-Press)」の2つの核心プロセスに細分化しています。
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熱間プレス(ホットプレス):軽量なカジュアル用インソールの製造に適しており、複雑な表面テクスチャーやロゴの刻印を鮮明に実現します。
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冷間プレス(コールドプレス):当社の矯正(オーソティクス)シリーズの「秘密兵器」です。高温で軟化させた EVA を冷却金型に入れ、急速に定型化させることで、素材内部の張力をより良く保持。これにより、土踏まず(アーチ)のサポート力が数ヶ月の使用後も正確に維持されます。
当社では、EVA の Shore C 硬度の偏差を ±2 度以内に制御しています。これは B2B 製造において極めて高い技術水準であり、世界中のお客様へお届けするすべてのロットで高度な一貫性を保証します。
サステナビリティ(持続可能性)
グローバルブランドが重視する ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みに対し、Aybroad は rEVA(リサイクル EVA) ソリューションを積極的に推進しています。生産過程で発生する端材を回収し、性能を維持したまま特定の比率で生産サイクルに戻すことで、パートナー企業のカーボンフットプリント削減に貢献し、ブランドの環境配慮型イメージを向上させます。